流行語大賞の"本家"、「ユーキャン新語・流行語大賞」の授賞式が開かれた3日、ニュースサイト「ガジェット通信」による恒例の「ネット流行語大賞」も発表された。ネットで最もバズった言葉を決める企画で、今年はニュースサイト「ねとらぼ」との共同企画で行われた。
金賞には「バーチャルYouTuber/VTuber」、銀賞には「平成最後の◯◯」、銅賞には「大迫半端ないって」が選ばれた他、「もぐもぐタイム」、「エモい」、「ハズキルーペ」、「そだねー」などがノミネートされていた。"本家"とネットで大きく違いが出たのは、「カーリング女子」に関するワードだ。新語・流行語大賞では「そだねー」が年間大賞になったものの、「ネット流行語大賞」で上位にノミネートされた「もぐもぐタイム」には触れられなかった。
このことについて、ガジェット通信の宮原俊介編集長は「『"#もぐもぐタイム』というハッシュタグを付けてインスタ映えする料理やお菓子の写真をSNSに投稿するのが流行っていたので、こちらでは上位になったと思う」と推測する。
また、金賞に「バーチャルYouTuber/VTuber」が選ばれたとおり、誰でも簡単にVTuberになれるアプリも多数誕生し、VTuberはYouTube界のトレンドになった。
チャンネル登録者数が71万を超え、VTuberランキングでも3位に入る超人気VTuberのミライアカリさんはAbemaTV『AbemaPrime』の取材に「実は記憶喪失だがそんなことは気にせず、YouTubeやニコニコ動画を通して、流行りものとかゲーム実況とか歌を歌ったり、下ネタを言ったりで活動しているバーチャルアイドル芸人」と自己紹介。「VTuber代表として答えるのは恐れ多いが、アニメとか漫画のキャラクターってリアルでお話できたりすぐにレスポンスが返ってくるのは難しいけど、VTuberだと、自分の好きなキャラクターと生放送でお話できたりとか、モニター越しで話せたりとかもするので、親密度が上がるのが愛される秘訣かな」と語っていた。
今年は数多くのVTuberがデビュー、ソーシャルメディアの分析をしている株式会社ユーザーローカル調べによると、今年3月の時点では約1000人だったのが3日時点で約5800人にまで増加。まさに「VTuber元年」と言っても過言ではない一年になった。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)
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