
『K-1 ワールドグランプリ 2018 世界最強決定トーナメント』のスーパーフェザー級タイトルマッチ、王者・武尊選手と挑戦者・皇治選手の一戦が8日、行われる。
戦いを前日に控えた皇治選手は「体はすげえ調子いい。今やっても勝てるかな」と余裕の表情。求め続けていた武尊選手との一戦がついに実現し「俺だけの力じゃないし、応援してくれているファンの方のおかげもある。すげえ感謝しています」と感謝を述べた。


先日の会見で、武尊選手が皇治選手の挑発を「表面的」と言っていたことを受け、皇治選手は「表面的もくそも、なにも。盛り上がってから何を言うとんねん、学校の先生みたいなこと言いよって」とまたも挑発。「明日はいつも言ってるように、男を見せて、不可能はないっていうことを証明して、全て俺が奪っていく。K-1どころか格闘技を俺が背負って盛り上げてやろうと思っているんで、期待しとってください」と意気込んだ。

一方の武尊選手は「2カ月ぐらいめっちゃ追い込んで、減量もうまく落ちた。バッチリだと思います」と仕上がりに自信を見せた。皇治選手の直前のインタビューでの発言を受け、「逆にそれ言いたいですね。明日見とけよって。全部分からせるんで、明日」と強気に話した。「明日の試合で今までの発言、全部間違っていたっていうのを相手に分からせる。お客さんにも“武尊が中心だな”っていうのを分からせる試合で勝ちたいと思います」と準備万端だ。

明日の戦い方について、武尊選手は「K.O.しか考えてない」とキッパリ。「お客さんが『レベルが違う。覚悟も、気持ちの部分でも全部違う』っていうのが分かるような試合内容で、圧倒的に勝ちたいと思います」と意気込みを語った。「明日は今年最後のK-1で、新生K-1で初めての大阪大会なんで、最高の試合を見せたい。最高のK.O.で勝つんで、よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った。
『K-1 ワールドグランプリ 2018 世界最強決定トーナメント』は8日午後1時30分からAbemaTV格闘チャンネルで完全生中継される。
