12月7日、マレーシア・クアラルンプールで開催された総合格闘技大会「ONE Championship DESTINY OF CHAMPIONS」で、V.V Meiこと山口芽生がフィリピンのジョマリー・トーレスに3-0の判定で勝利した。

判定には持ち込まれたものの圧倒的な勝利だった。入場シーンで山口は、見事な空手の型を披露し集中力を高めリングイン。序盤こそリーチに勝るトーレスとのスタンドでの打撃戦に苦労したものの、1R後半にはテイクダウンに成功、後からのチョークで一本を狙うがトーレスが粘りを見せ回避。しかし、終始フロントチョークからの振り下ろすパウンド、後頭部からのヒザ、サイドポジションからの膝と上になった状態でも手数を稼いで行く。

2Rはスタンド勝負に持ち込みたいトーレスの合わせぎみのジャブに、前後に距離をつめながらの打撃戦。ラウンド後半に距離を縮めることに成功した山口は、終了間際にテイクダウン。ここでも手を止めずにヒジを意識的に打ち込みアピールする。

3Rに入ると打撃戦に合わせながらも、序盤からテイクダウンやインファイトなどバリエーションをみせつつ、ラウンド中盤に3度めのテイクダウン。上になった状態でも振り回すようなパウンド、組み付いてからのパウンド、サイドからのヒザの嵐、徐々に力を失いつつあるトーレスに最後までヒザとパンチを打ち続けた。

試合を終始優位に進めた山口、判定も3-0とフルマークだったが、やはりテイクダウン中も手足ともに攻撃を止めなかったことも勝利の要因といえる。6戦し3勝3敗のタイだが、うち2戦はアンジェラ・リーとのタイトル戦での判定負け。過去のONEでの敗戦からルールにも対応した非常に中身のある1勝となった。

試合後にV.V Meiはツイッター上の動画で「まだまだ課題は残るんですけど、とりあえず勝てて良かったです。もっと強くなります。」と勝利を報告していた。

2019年に向けてのV.V Meiの目標は、メディアなどでも公言しているONEのストロー級タイトルへの再度の挑戦だ。3月末に東京両国国技館で開催されるONE初の日本大会で実現することが理想ではあるが、前回のアンジェラ・リーとのタイトル戦から10ヶ月と日が浅いことや、11月に2階級を目指し挑戦が決定していたシィォン・ヂンナンのストロー級のタイトルマッチ前の負傷欠場により、アトム級のタイトルの去就事態はいまだに不透明だ。

ONE Championship 2018 - 12.7. マレーシア大会 - 【日本人登場】ジョマリー・トーレス vs V.V Mei | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
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