カジノを含む統合型リゾート(IR)整備法で懸念されるギャンブル依存症。正式名称は"病的賭博"といい、WHOも認める精神疾患の一種だ。日本では成人の3.6%、およそ320万人が罹患していると推計されており、これは先進国の中でダントツの数字だ。先日開催が決定した大阪万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、健康、長寿の実現を目指すというが、大阪も名乗りを上げるカジノ誘致の結果ギャンブル依存症が増えれば、テーマと反対の結果になるのではないかという声も上がっている。