組閣会見で安倍総理が「今回は適材適所の考えの下、実務型の人材を結集した」と説明した第4次改造内閣だが、今回の臨時国会では、その閣僚たちの資質に疑念が生じることも多かった。
 まず、安倍総理が「(女性閣僚は)1人ということになったが、2人分、3人分の発信力をもって仕事をしていただける」と期待感を示した片山大臣には、週刊誌報道をきっかけに"100万円の口利き疑惑"が浮上。その後も政治資金報告書の訂正は40カ所以上、総額で500万円を超えた。