14日、アメリカ軍普天間基地の移設に伴う辺野古への土砂投入作業が始まった。翌15日と16日に行われたANNの世論調査では工事を進めることについて、「良いと思う」が32%、「良いと思わない」が55%だった。
 沖縄では来年2月24日に辺野古の移設の賛否を問う県民投票を予定しており、このタイミングでの作業開始に玉城デニー知事は「既成事実を積み重ね、県民を諦めさせようとしている」「工事を強行すればするほど県民の怒りはますます燃え上がるということを認識すべきだ」と政府を厳しく批判。沖縄平和運動センターの山城博治議長も「いよいよ土砂が入るかと思うと身を切られるような思いがする」と述べた。