手や足に障害のある選手たちが、"ラグ車"と呼ばれる競技用の車椅子に乗って行うウィルチェアー(車椅子)ラグビー。障害者スポーツで唯一タックルが認められており、過激な攻防を繰り広げながらゴールを目指す激しさから、"マーダーボール(殺人球技)"と呼ばれることもある。
 16日に行われた日本選手権の決勝戦を観戦した乙武洋匡氏は「障害者というより、アスリートを見ている感じになる。競技としてメッチャ面白いよっていう売り方に変えていけたらいい」と興奮気味に話す。