26日、産経新聞に「KDDI携帯 来春値下げ」の見出しが掲載された。KDDIの高橋社長は「他社に値下げされたら絶対に対抗する。それが民間企業の考え方だ」と、来年春からの値下げを決めたという。
今年10月には、NTTドコモが今後の値下げの方針を発表。NTTドコモは分離型プランを導入し、利用者に約4000億円の還元を予定。2～4割の値下げになり、来年4月から6月の実施を目指しているという。一方、ソフトバンクは現行プランの微調整のみで、値下げの予定はない。
なぜ今回、慎重な姿勢を示していたKDDIが値下げに踏み切ったのか。スマホジャーナリスト・石川温氏は「KDDIはすでに値下げをしているので『値下げしない、対抗しない』という方針だったが、SNS上のauユーザーから『なぜ対抗しない』『どうなんだ』の声に応えたのではないか」とコメント。
分離プランを導入済みのKDDIは、今回の追加値下げによって還元される額として「数百億円程度」としている。止まらない価格競争によって、しばらくは勝者がいない状況が続きそうだ。
オジサン殺到の癒しの空間“すっぴん女子バー”とは？▶︎動画はこちら
