女流棋界の「最速最強」決定戦、女流AbemaTVトーナメントの準決勝、渡部愛女流王位(25)と伊藤沙恵女流二段(25)の対戦(三番勝負)が1月2日に放送される。勝者は、既に決勝進出を決めている里見香奈女流四冠(26)と対戦する。
同棋戦は持ち時間各7分、1手指すごとに7秒加算される「フィッシャールール」が採用され、瞬時の判断や、指し手を早めて時間を蓄えるなどの持ち時間コントロールなど、1局30分前後の超早指し棋戦ならではの能力が求められる。
AbemaTVが事前に行ったアンケートには761票が集まり、ファンの65%が渡部女流王位の勝利を予想した。
◆女流AbemaTVトーナメント 持ち時間各7分、1手指すごとに7秒が加算される、チェスでも用いられる「フィッシャールール」を採用した女流棋士による超早指し棋戦。推薦枠の女流棋士、予選を勝ち抜いた女流棋士、計8人がトーナメント形式で戦い、1回の対戦は三番勝負。優勝者は、第1回大会で藤井聡太七段が優勝した持ち時間各5分、1手指すごとに5秒加算の「AbemaTVトーナメント」に、女流枠として出場権を得る。
(C)AbemaTV