女子プロスポーツ界に新たなスターが誕生した。
イギリスで毎年1月に開催されているダーツの世界選手権、「レイクサイド2019」。これに日本のプロダーツプレイヤー・鈴木未来(みくる)選手が初出場し、アジア勢として初めて優勝。決勝では世界大会の常連、イギリスのロレイン選手をストレートで破り、快挙を成し遂げた。
この大会は、ダーツバーなどでおなじみの機械タイプのダーツとは違い、矢の先端が金属製の針の形状で、ボードは麻や木でできている「ハードダーツ」が使用される。関係者によれば、同大会での優勝はテニスのウィンブルドン、ゴルフの全米オープンで優勝したようなものだということだ。優勝賞金は約165万円。
快挙を成し遂げた鈴木選手は現在36歳で、ダーツ歴は10年。プロになったきっかけは、ダーツバーで友達に負けて悔しかったことだという。ツアーでの成績を表す「JAPAN LADIES 年間ランキング」は1位。また、夫はメンタルトレーニングやマッサージを独学で学び、鈴木選手をサポートしているという。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)