15日の記者会見で身の潔白を主張したJOCの竹田恆和会長。
 「JOCは綿密なヒアリング調査を実施し、契約は適正な手続きを経て締結されたと確認している」
 「私自身は契約に関していかなる意思決定プロセスにも関与していない」
 「私はブラックタイディングス社と国際陸連会長およびその息子がいかなる関係にあったことも知らなかった」
 「当該コンサルト契約は日本法において違法性はない」
 と、手元の資料に目を向けながら淡々と贈賄疑惑について説明。会見はわずか7分で終了し、質疑応答は一切行われなかった。これに対し、詰めかけたメディアからは批判が殺到。対応にあたったJOC広報企画部長の柳谷直哉氏に対し、「これだけ人を集めておいて非常に失礼だ」「言えないことがあるなら、質問に答えられないって言えばいいじゃないか。それができないってことは頭悪いのか、会長は。それすら判断できないのか?」など、厳しい言葉が投げかけられていた。