＜大相撲初場所＞◇六日目◇18日◇東京・両国国技館
横綱・白鵬（宮城野）が前頭三枚目・正代（時津風）を寄り切りで下し、6連勝を飾った。稀勢の里が引退し、鶴竜がこの日から休場となった中、際どい相撲が続いていたところ、万全の横綱相撲で一人横綱としての存在感を見せつけた。
立ち合いで正代に両差しを許した白鵬だったが、その後は右を差し返してから、がっちりと左上手を引き付けた。ここまで押し込まれての逆転勝ちが多く、連勝ながらも不安視されていたところを、徐々に調子を上げてくる調整力の高さも見せた。
AbemaTVで解説を務めた立浪親方（元小結・旭豊）は「今日は危ないところがなかったです」と評価していた。
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