力士の宴会芸として知られるカラオケも、時代の流れとともに力士の持ち歌に変化が生じているようだ。1月18日にAbemaTVの相撲中継で解説を務めた立浪親方(元小結・旭豊)が、力士のカラオケ事情について「今の若い子はアニメの歌とか歌っています」と明かした。
大きい体ゆえか、場慣れなのか、力士には歌が上手い人が多いと言われるが、歌声を多く披露する場所といえば、後援者らが集まるパーティの場。立浪親方も「昔はよく歌えって言われましたね」と、パーティの参加者の年齢層に合わせて演歌を歌っていたという。ところが最近では「今の若い子は、あんまりそういうことを考えないのか、アニメの歌とか平気で歌っちゃいます。時代、歳の差を感じますね」と笑った。
力士の中にはアニメ好き、ゲーム好きなども多いと言われており、相撲同様に宴会のカラオケでも最も得意な“自分の形”で披露する傾向にあるようだ。
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