昨年11月にアビゲイル・メディナ(スペイン)とのWBC世界スーパーバンタム級暫定王座戦に勝利し、WBO世界バンタム級に続いて2階級制覇を達成した亀田3兄弟の三男・亀田和毅(協栄=27)が13日、都内で取材に応じ、2019年の抱負、さらにはファンの間で実現が期待される現WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋=25)との一戦までを語った。
2015年9月にWBA世界バンタム級に挑戦して以来、約3年2カ月ぶりとなる世界戦でボクシング史上初となる「3兄弟での2階級制覇」を達成した和毅。亀田家の悲願を成し遂げてから2カ月が経過した今、「練習は既に再開している。昨年の世界戦後、メンタルの落ち着きを取り戻すことができたので、これからはいい戦いをすることができる」と心境の変化に触れ、今後の戦いに向けて確かな手応えと自信をのぞかせた。