将棋の藤井聡太七段が1月20日、朝日杯将棋オープン戦の本戦1回戦で稲葉陽八段に98手で勝利し、2回戦に進出した。藤井七段は昨年2月、羽生善治九段(当時竜王)や、広瀬章人竜王(当時八段)らを破り、史上最年少での一般棋戦優勝を果たした。前年覇者として本戦からの出場なった今期は、いきなり順位戦A級棋士との対局となったが、終始ペースを握り快勝。午後2時からは、同時に行われた1回戦で佐藤天彦名人を下した糸谷哲郎八段と、2回戦で対戦する。
朝日杯は持ち時間各40分の早指し棋戦。過去11回のうち、複数回の優勝、さらに連覇をしたことがあるのは、羽生九段だけ(優勝5回、2013~2015年で3連覇)。藤井七段が優勝すれば、史上2人目の連覇達成となる。
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