日本将棋連盟による1月21日週の公式戦は、藤井聡太七段が2期連続昇級を果たしている竜王戦で、24日に4組ランキング戦に初登場。優勝すれば、広瀬章人竜王への挑戦権をかけた本戦への出場権を獲得、さらに3期連続昇級が決まる。同じく24日には朝日杯将棋オープン戦で広瀬竜王と深浦康市九段、渡辺明棋王と佐藤康光九段という好カードが組まれている。主な対局は以下のとおり。
1月21日(月曜日)
棋王戦予選 中田功七段VS矢倉規広七段 (携帯中継)
大阪王将杯王将戦一次予選 佐藤和俊六段VS藤森哲也五段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 松尾歩八段VS阿久津主税八段 (AbemaTV・携帯中継)
1月22日(火曜日)
竜王戦3組 畠山鎮七段VS遠山雄亮六段 (携帯中継)
竜王戦3組 飯塚祐紀七段VS三枚堂達也六段 (携帯中継)
竜王戦4組 谷川浩司九段VS船江恒平六段 (携帯中継)
王座戦二次予選 森内俊之九段VS丸山忠久九段 (AbemaTV・携帯中継)
大阪王将杯王将戦一次予選 菅井竜也七段VS村田顕弘六段 (携帯中継)
1月23日(水曜日)
竜王戦2組 小林裕士七段VS飯島栄治七段 (携帯中継)
竜王戦3組 杉本昌隆七段VS中村太地七段 (AbemaTV・携帯中継)
竜王戦6組 高田尚平七段VS伊藤沙恵女流二段 (携帯中継)
大阪王将杯王将戦一次予選 中田功七段VS西田拓也四段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 永瀬拓矢七段VS及川拓馬六段 (携帯中継)
1月24日(木曜日)
竜王戦2組 高橋道雄九段VS佐々木勇気六段 (携帯中継)
竜王戦4組 藤井聡太七段VS村田智弘六段 (AbemaTV・携帯中継)
デビュー年から6組、5組と連続昇級を果たした藤井七段が3期連続の昇級、さらに広瀬章人竜王への挑戦権をかけて4組ランキング戦に初登場。藤井七段が竜王に挑戦するためには、まず4組のトーナメントで優勝し本戦への出場権を獲得し、本戦では5組優勝者と6組優勝者の勝者との対局に始まり、1組の成績上位者たちとの連戦を勝ち抜き、挑戦者決定三番勝負に進出する必要がある。持ち時間は各5時間。
王位戦予選 上村亘四段VS長谷部浩平四段 (携帯中継)
王位戦予選 山崎隆之八段VS千田翔太六段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦本戦 広瀬章人竜王VS深浦康市九段 (朝日新聞デジタル・携帯中継)
昨年12月に竜王位を獲得した広瀬竜王が、昨年準優勝の朝日杯に登場。昨年の決勝では、当時五段だった藤井聡太七段に破れた。対局の勝者は、同時に行われる渡辺棋王と佐藤九段の勝者と対戦する。持ち時間各40分の早指し戦。
朝日杯将棋オープン戦本戦 渡辺明棋王VS佐藤康光九段 (朝日新聞デジタル・携帯中継)
1月25日(金曜日)
竜王戦3組 行方尚史八段VS大石直嗣七段 (携帯中継)
王位戦予選 佐藤天彦名人VS阿久津主税八段 (携帯中継)
王座戦二次予選 藤井猛九段VS木村一基九段 (AbemaTV・携帯中継)
将棋界の人気ベテラン棋士同士による対局。「藤井システム」の考案者で、竜王3期の実績を誇る藤井九段は、解説時にも独特の言い回しで熱烈なファンの支持を得ている。木村九段も「千駄ヶ谷の受け師」の異名どおり、相手の攻めを受けつぶす棋風で実績も十分ながら、こちらも解説時の巧妙なトークで人気だ。特徴的な両棋士の対局だけに、二次予選ながらファン注目の一局だ。持ち時間は各5時間。
大阪王将杯王将戦一次予選 阿部隆八段VS澤田真吾六段 (携帯中継)
新人王戦 黒沢怜生五段VS斎藤明日斗四段 (携帯中継)
ヒューリック杯清麗戦予選 和田あき女流初段VS脇田菜々子女流2級 (携帯中継)
1月26・27日(土・日曜日)
王将戦第2局 久保利明王将VS渡辺明棋王 (毎日新聞ニュースサイト・囲碁・将棋チャンネル・将棋プレミアム・携帯中継)
1月27日(日曜日)
女流名人戦第2局 里見香奈女流四冠VS伊藤沙恵女流二段 (携帯中継)
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