扶桑社の『週刊SPA!』の特集記事をめぐる問題など、インターネット上では今年に入ってからも様々な問題で論争が起きている。ジャーナリストの堀潤氏は、そうした議論の中で、「大きな主語」と「間違った問いの立て方」が問題の本質を見えにくくし、かえって分断を生んでしまっているケースが多いと指摘する。


 『SPA!』編集部は、逃げずに女子大学生たちとの対話の場を設け、謝り、自分たちの思いを語るところも含めてコンテンツにしてしまう、ある意味での"たくましさ"を見せてくれたと思います。こういう部分も含めてメディアだよね、と感じました。