22日、厚労省が勤労統計の不正について幹部らにヒアリング調査を行った結果を公表。これを受け、24日には国会で閉会中審査が行われた。
審議では、外部の有識者が行っていたと思われていたヒアリングの一部を厚労省職員が行っていたことが判明、さらに根本厚労相が簡単な数字の確認でも事務方とたびたび協議し、審議は何度もストップした。根本厚労相は翌日、調査は十分であったとしながらも、弁護士や有識者による特別監察委員による追加のヒアリングを行う方針を発表した。こうした厚労省の対応に、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は「役所のうろたえぶり、右往左往するあの姿を見ているだけで、国民の皆さんは大きく不安を持つのではないかと。私も、大臣をサポートする体制も含めて大きな不安を覚える」と指摘した。