乙武氏もドラマ出演を断られた…障害者の芸能活動を阻む日本の”壁”に挑むプロダクション ABEMA Prime 2019/01/30 00:00 拡大する 「普通に芸能人にしたいというだけ。差別・偏見はなくならないが、減らしていけるとは思う」。 来年に迫った東京パラリンピックを前に、映画や芝居に引っ張りだこの"障害者専門プロダクション"がある。映画プロデューサの国枝秀美氏が代表を務める、一般社団法人「K’sスペシャルニーズエンターテイメント」だ。 立ち上げのきっかけは2007年。自身がプロデュースした、知的障害者施設を題材にした映画に障害児が出演したことだった。「たまたま同業者に障害者のタレントを子どもがいる方がいた。"国枝さん、日本って遅れているんだよ、欧米は凄いんだよ"と映像を見させてもらって、驚いた。普通のドラマに障害者を出演させていて、インパクトが全く違った。今から考えればすごく恥ずかしいが、それまでは偏見を持っていた。周りにいない、知らない。そういうところからきていた」。 続きを読む