2017年度のふるさと納税受け入れ額135億円で全国トップの大阪・泉佐野市が、3月31日をもってふるさと納税を一旦閉鎖すると発表した。
ふるさと納税をめぐっては、商品券や地場産品ではない返礼品もあり、総務省が是正するよう各地方自治体に求めていた。当時の野田総務大臣は、泉佐野市を名指しし「真摯に受け止めて1日も早く必要な見直しを」と指摘。泉佐野市の八島副市長は「努力やアイデアを重ねた結果であり、総務省は一方的だ」と反発していた。
そんな中、泉佐野市が打ち出したのは「100億円還元閉店キャンペーン」。返礼品のほかにAmazonギフト券がもらえるというもので、例えば1万5000円を寄付した場合、返礼品のビール1ケースに加えてAmazonギフト券3000円がプレゼントされる。ギフト券の還元は100億円分に達した段階で終了するため、泉佐野市の特設サイトはアクセス集中でつながりにくい状態となっている(7日14時時点)。
キャンペーンの趣旨について泉佐野市は「ふるさと納税制度が大きく変わろうとしている。4月を前に感謝の気持ちを込めて」としている。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)







