置き配バッグ「OKIPPA」と日本郵便が宅配便の再配達削減の実証実験を行い、その結果が発表された。実験は去年12月に杉並区の1000世帯で行われ、OKIPPA設置によって再配達率を最大61%削減することに成功したという。
OKIPPAは、宅配ボックスの代わりになる「OKIPPAバッグ」(税込3980円)を購入し玄関などに設置すれば、荷物を受け取れるというもの。配達指定時間に間に合わない場合や手が離せない時、重い荷物をコンビニでなく玄関で受け取りたい時などに使うことで、家で待機したりふと外出した際にポストに不在票が入ったりという事態をなくすことができる。
また、携帯アプリと置き配バッグは連動。荷物を自動追跡し、配送状況がひと目でわかるほか、荷物が到着するとプッシュ通知で知らせてくれる。さらに再配達依頼も楽で、配送会社5社(ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便、Amazonデリバリープロバイダー各社、Rakuten EXPRESS)の再配達依頼をアプリ内で完結することができる。
ネット通販市場が拡大する中、ドライバー不足や配送コストなどが問題視されており、OKIPPAが日本の再配達を変えるかもしれない。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)








