12月31日(月)にさいたまスーパーアリーナで開催された『Cygames presents RIZIN.14』で、メイウェザーとの世紀の一戦を繰り広げた那須川天心。10日に放送された『RIZIN CONFESSIONS #32』(YouTube)で、流れを“一変させた”一撃について言及した。
天心は試合をVTRで振り返る中で、自身の拳がメイウェザーの顔を捉えた瞬間について「これは手応えあったんですよ。ってか避けてるように見えるじゃないですか、でも当たってるんですよ!」と断言した。
「目が赤くなったんですよ、赤かったんで『おっ!?』って思ったんすよ、これで『あっ、当たるんだ!』と思って」と、興奮気味にまくしたてたが「こっから変わりましたね、完璧に」と、この一撃でメイウェザーに明らかな変化があったと続けた。
「戦い方を変えてきたんですよ、体格を活かした戦い方というか」と続ける天心は、両手を前に出して「これが嫌なんですよね、もう(腕が)デカくて、大きいんですよ」と、メイウェザーのディフェンスの厄介さを解説した。
メイウェザーの一撃が自身の頭をかすめた場面については「これはビックリしましたね、“後ろ”を打たれたんですよ、耳の裏、それで『うぉー』みたいな」と説明。「まあ反則ギリギリだと思うんですけど」と指摘して「グワングワンしましたね。『どうしよう』と思って」と窮地を振り返る。
天心はダメージが抜けきらない中「いやもう行くしかないなと思いましたね」「『これで逃げても駄目でしょ』とは思いましたね」と、逆境だからこそ闘志を燃やしていたことも明かしていた。
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