京都府亀岡市で2012年、保護者に付き添われ登校中の小学生の列に後ろから来た軽自動車が突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷を負う交通事故が発生した。逮捕されたのは当時18歳の少年で、無免許の上、仲間と夜通し遊んでいたことによる居眠り運転だった。
この事故の犠牲者の1人で、妊娠7か月だったのが中江幸姫さん(当時26)の父・美則さん(55)は、この日以来"怒り"を原動力に生きてきた。しかしそんな中江さんは去年、娘の7回忌の日を境に、犯罪加害者の更生を支援する取り組みを始めた。12日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、悩みながらも前例のない活動を始めた被害者遺族の姿を取材した。