遊園地、モノレール、駅ビル、キャンプ場……これまで、四角いリングを飛び出し、様々な舞台で激闘を演じてきたDDTプロレスリングが、次の戦いの舞台に選んだのは何と、“尻職人”こと人気グラビアアイドル・倉持由香の自宅マンションだった。
「ピンポーン」
息を潜め、都内にある倉持の自宅玄関のインターホンを鳴らしたのは、DDTの人気レスラーである男色ディーノ。何も知らずにドアを開けた倉持は、目の前の金髪大男を見ると、大きな目をさらに見開き「何ですか!?」と“至極当然”のリアクションを見せた。状況を飲み込めない倉持をよそに、図々しく部屋に上がり込んだディーノ以下3人(DDTの社長を務める高木三四郎と看板レスラー・竹下幸之介)は、リビングに着くなり「いい部屋ですね~」とプロレスではなく、さながらお宅訪問のよう。