18日、ワタナベエンターテインメントの中で一番面白い芸人を決める『AbemaTV presentsワタナベお笑いNo.1決定戦2019』が生中継された。お笑いトリオ・ハナコが栄えある優勝に輝き、昨年に続いて2連覇した。
『ワタナベお笑いNo.1決定戦』とは、芸歴・知名度を問わず、ワタナベエンターテインメント所属の総勢113組209人もの芸人たちが優勝賞金300万円をかけたネタバトルを繰り広げ、ワタナベエンターテインメントの中で最も面白い芸人を決める大会。
今年で4回目の開催となる本大会の決勝には、サンシャイン池崎、ブルゾンちえみwithB、Aマッソ、超新塾、土佐兄弟、Gパンパンダ、ゼスト、キラキラ関係の準決勝を勝ち抜いた上位8組に加え、決勝シードとしてロッチ、アンガールズ、ハライチ、そして前回王者のハナコの4組を加えた合計12組の精鋭たちが出場。優勝の座をかけて激闘を繰り広げた。
決勝の番組MCには、ミュージシャンやDJとしても活動するお笑いタレント・ふかわりょうと、数々の“バブルネタ”でお茶の間の人気を集めるお笑い芸人・平野ノラが就任。決勝では12組の芸人が、4組ずつA・B・Cの3つのブロックに分かれてネタを披露し、各ブロックの勝者一組ずつを審査員、来場の観客、そしてAbemaTV視聴者の投票により決定した。
最終決戦にはAブロックからハライチ、BブロックからAマッソ、Cブロックからは前回の王者ハナコがそれぞれ進出することが決定。決勝を前に、昨年からワタナベエンターテインメント所属となったお笑いコンビ・米粒写経がエキシビションで漫才を披露し会場を沸かせた。
最終決戦では、それぞれ渾身のネタをAブロックの勝者から順に披露。ハライチは安定感のある掛け合いと“ノリボケ漫才”による行事にちなんだネタで会場を大いに盛り上げ、Aマッソは村上が別人に“魂”を乗っ取られてしまうというテンポの良い漫才で実力を見せつけた。トリを飾った昨年の王者・ハナコは、タイムワープを題材にしたメディア初披露の渾身のネタで勝負。暗転を効果的に使い、スケールの大きなネタで会場を笑いに包んだ。
3組が全力を出し切った後、審査へと突入。会場の緊張感が高まる中、投票結果が発表された。結果、審査員投票「ハナコ」、会場観客投票「ハナコ」、そしてAbemaTV視聴者投票も「ハナコ」が獲得。ハナコが文句なしの優勝に輝いた。
『ワタナベお笑いNo.1決定戦』史上初となる連覇を飾ったハナコの3人は「(昨年)優勝してからネタが弱くなったって言われるのが絶対嫌だった。ずっとコントを作り続けていた。1本目は『キングオブコント』を獲ってから作った新ネタだったので、めちゃくちゃうれしいです」とコメント。優勝賞金300万円の使い道を聞かれると「具体的には決められていないですが、還元できること、お客さんが喜ぶことをやってみたい」と答えた。
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