Twitterで「#MeToo」ならぬ「#KuToo」運動が広がりを見せている。
「#KuToo」とは、女性が性被害を告発する#MeTooの動きに“靴”と“苦痛”をかけ合わせたもの。仕事で強制的に着用するパンプスやヒールが足腰の苦痛の原因になることから、「もう職場でパンプス強要されるのはイヤ」と理不尽さを訴える「#KuToo」に共感が広がっている。
そこで、AbemaTV『けやきヒルズ』では渋谷で女性の声を聞いてみた。
「(就活中は)マナーとして(パンプスを)履いたほうがいいとは言われます。長い時間立っているとやっぱり足は痛いので、(強制的は)どうかなと思います」(20代・女性/大学生)
「(パンプスを履いて長い)距離を歩くとしんどいですね。働きやすさとか歩きやすさとかを考えたら、そこはゆるくしてほしいと思います」(20代・女性/大学生)
「(パンプス・ヒールは)走りたくても走れないとか疲れちゃうとか」(20代・女性/会社員)
「私は営業で毎日ヒールを履いているんですけど、疲れちゃうので強制的になるとちょっと…」(20代・女性/営業)
「長い時間履いていると、夕方ごろに疲れたかなというのはあります」(40代・女性/会社員)
さらに、SNS上では「パンプスで一日立ち仕事して足を痛めた経験あり ヒールってすぐにダメになるからお金かかるよね。。ヒールの強制は性差別だと思う。身近な『当たり前』に潜む差別に声をあげよう!」「代わりになる物はたくさんあるのに健康を害してまで守らなければならないほどの慣習ですか?」「これ会社単位じゃなくて社会全体のマナーというかイメージで縛らてるんだよな」などの声もあがっている。
そんななか、番組キャスターを務めるフリーアナウンサーの柴田阿弥は「私は仕事でしかパンプスやヒールを履かないくらいで、これが一日中立ち仕事だったり営業で外を歩いたりするとなると大変だと思う。一方で、差別の意識まではないんじゃないかと思ったのが、ある男性スタッフさんが悪意はなく『パンプスって痛いんだ』と。私も(男性の)ネクタイの苦しさは衣装でしかわからなかった。お互いの大変なところは意外とわからないもので、その理解を深めあって会社などで変えていくのがいいのでは」と意見を述べた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)








