Twitterの新規約「児童の性的搾取に関するポリシー」が日本語訳され、その内容にネットが騒然となっている。
去年、アメリカですでに適用されていたこの規約。児童の性的搾取に該当するコンテンツや助長する行為を一切禁止するもので、「性的に露骨な、または性的な暗示を含む行為をする未成年の視覚的な描写」「性的に露骨な状況または性的に露骨な行為をする未成年者のイラスト、コンピューターなどで作成した写実的な描写」「児童の性的搾取に該当する内容を掲載する、第三者のウェブサイトへのリンク」を適用範囲としている。
話題になっているのは、その中で「児童の性的搾取について妄想したり、そうした行為を助長する」「児童の性的搾取に該当するコンテンツについて、入手したいという願望を表現する」など、妄想や願望のツイートも禁止されていること。Twitterでは「妄想禁止になったらみんな個人サイト作るの?」「呟くためのTwitterなのに妄想禁止されたらたまったもんじゃない」などの声があがっている。
元朝日新聞記者でBuzzFeed Japan記者の神庭亮介氏は「児童の性的搾取がいけないのは誰もが思うこと」としつつ、「妄想は人の内面の話なので、そこにどこまで踏み込むのか。Twitterは民間企業なので規約を変えるのは自由だが、ユーザーが多く情報インフラにもなっているので、規約を変えたことへの疑問点は丁寧に説明してほしい」と述べた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)






