日本の植民地支配に抵抗した「三・一独立運動」から100年を記念し、キム・ヨナらが歌うテーマソング「3456」が話題になる中、1日、記念式典が行われた。100年の節目とあってデモや集会も大規模なものとなり、日本の総領事館前に設置される計画だった徴用工像は警察の阻止により、100メートルほど離れた場所に設置された。
 また、記念式典の演説で文在寅大統領は「南北分断の原点は日本による独立運動家への弾圧にある。歴史を正すことこそが堂々と歩むべき道だ」と指摘、「約7500人の朝鮮人が殺害され1万6000人が負傷した」と訴えた。この演説に対し、自民党の会合では抗議すべきだという意見も相次いだ。青山繁晴参議院議員は「"これは根拠がない数字だ"ということを、外務省は正式に反論すべきだ、という指摘がたくさんあった」と明かした。