「想定外のことが起きた。正直なところがっかりしている」
先月27日から2日間の日程でベトナムにて行われた米朝会談。その決裂に関して北朝鮮事情に詳しいコリア・レポート編集長の辺真一氏(71)は率直な感想を述べると、「ふりだしに戻った」と語った。さらに辺氏は「妥協の産物を持ちかえれば、国に帰って叩かれる。それを防ぐために決裂を選択した。気変わりした」とトランプ大統領の側に立って今回の経緯について補足説明すると、一方では北朝鮮の金正恩委員長については「それはないだろう、という心境。失望と落胆しかない」と続けた。