日本体操協会が宮川紗江選手に反省文を提出させていたことが発覚し、波紋を呼んでいる。
宮川選手は昨年、日本体操協会の塚原光男副会長と妻の千恵子強化本部長からパワハラを受けたと告発をしたが、第三者委員会は告発の事実認定をしていない。そのため宮川選手の言動が千恵子氏の名誉を傷つけたとして、反省文の提出を求めることになった。反省文は既に提出されている。一方、塚原夫妻の言動も不適切とされたが、役職を退くことが決まっていることから、新たな処分は課されなかった。このほかにも、具志堅幸司副会長と元選手の池谷幸雄氏については「発言に問題があった」として厳重注意がなされている。
「紗江ちゃんは高須クリニックの所属なんです。どうしても身内だから、庇うのは僕の義務なんです」
10日に放送された『Abema的ニュースショー』に出演した美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、静かな口調で「パワハラというものは本人が感じるものであって、感じた時点でパワハラ。愛のムチだと感じれば、パワハラではないんです」と話し、まずはパワハラの定義について整理すると、「パワハラに関して反省文を書くのであれば、加害者側が書くべきで、被害者側に反省文を書かせるのは筋が違う」と今回の日本体操協会の対応について暗に非難した。
ただ、似たようなことをツイッターで発信したことを受けて宮川選手本人からLINEで「ありがとうございます。もう謝罪文を出し、頑張っています。練習も上手くいっています」とメッセージを受け取ったことを明かすと、MCの千原ジュニアから「遠まわしに『そっとしといて』と言われたんですか」と話しを振られ、苦笑いを浮かべて何度も頷いた高須院長。「そうなんです。騒ぐんじゃないと……」と自身の解釈を述べて照れ笑いを浮かべていた。
(C)AbemaTV
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「Abema的ニュースショー」体操協会が宮川選手に反省文要求…高須院長が生激白
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