将棋の棋王戦五番勝負の第3局が3月10日、新潟県新潟市の「新潟グランドホテル」で行われ、挑戦者の広瀬章人竜王(32)が渡辺明棋王(王将、34)に121手で勝利し、同シリーズの成績を1勝2敗として踏みとどまった。
![広瀬章人竜王が踏ん張る シリーズ初勝利で二冠への可能性つなぐ/将棋・棋王戦第3局](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/6/c/724w/img_6c342cd9f7f538e20dee131ebf1fb6bb422040.jpg)
敗れれば3連敗でタイトル奪取失敗となる状況で、今年度最多対局・最多勝を誇っている広瀬竜王が勝負強さを発揮。今年度の勝率8割と絶好調の渡辺棋王に土をつけ、自らの二冠に可能性を残した。対局後は、「まずは1つ勝ててホッとしているところです。第4局がすぐに行われるので、コンディションを整えて頑張りたいと思います」と語った。
第4局は3月17日、栃木県宇都宮市の「宇都宮グランドホテル」で行われる。持ち時間は各4時間で、先手は渡辺明棋王。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(C)AbemaTV