児童虐待防止法改正案に「何でも法律で規制は日本の悪い癖」「レバ刺しと同じ」大王製紙元会長・井川氏
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(4枚)
2.19 ルートン・タウンvsマンチェスターU ハイライト - プレミアリーグ 2023-2024 - 第25節
2.19 ルートン・タウンvsマンチェスターU ハイライト - プレミアリーグ 2023-2024 - 第25節
多彩な番組を好きな時に何度でも楽しめます。

 今、親から子どもへの暴力や虐待が相次いで発覚している。この事態を受けて政府は、親から子どもへの体罰禁止を明記した児童虐待防止法などの改正案の概要を明らかにした。さらに民法に定められた懲戒権(親が子を戒めることができる)についても、改正法施行の5年後を目途に具体的な措置を講じるとした政府に対して、自民党の塩崎元厚生労働大臣は、これだけ問題になっている時に5年もかけることに疑問を呈しており、「長くても2年以内には答えを出さないといけない」と話している。

児童虐待防止法改正案に「何でも法律で規制は日本の悪い癖」「レバ刺しと同じ」大王製紙元会長・井川氏
拡大する

 法律で規制することで、家庭内の子どもを救いやすくする利点もあると話すのはNPO法人国際子ども権利センター代表理事の甲斐田万智子氏。甲斐田氏は「法制化することで啓発活動がどんどん進む。まずは法律をつくることが一番大事」とこの流れを歓迎。さらに「体罰は暴力。暴力によって子どもたちは理解するというよりは恐怖を感じるだけ。教育的効果はない」と話し、改めて子どもへの暴力や虐待を非難した。

 この件について街では「痛みによる教育・しつけは要らない」「叩いてはダメ」「ルールで禁しなきゃいけないことが悲しいと思う。ルールで禁止したからといって、本当に守られるのかどうか……」など様々な声が聞かれた。

児童虐待防止法改正案に「何でも法律で規制は日本の悪い癖」「レバ刺しと同じ」大王製紙元会長・井川氏
拡大する

 その中で「今は何でもかんでもやっちゃいけないというのが多すぎる」とした女性の意見をきっかけに、10日に放送されたAbemaTV『Abema的ニュースショー』では議論が白熱。

 「私自身は子どもが3人いて、一度も手を挙げたことはない」と話したのは、大王製紙元会長の井川意高氏(54)。井川氏は法律で体罰を禁止することに対して否定的な意見を持っており「極端な、異常な人の例がいくつか出ただけで、すぐに法律、何もかも法律というのはおかしい。これは日本人の悪い癖で、過去にレバ刺しを食べて人が亡くなったことを受けて、レバ刺しが禁止になった。それよりもふぐやお餅を食べて亡くなる人の方が多い。今回の法律に関しては殺人や傷害の問題であり、刑法で罰すればいい」と私見を述べた。

児童虐待防止法改正案に「何でも法律で規制は日本の悪い癖」「レバ刺しと同じ」大王製紙元会長・井川氏
拡大する

 一方、元長野県知事で作家の田中康夫氏は「小さい時は蝶よ花よで、幼稚園に入ったら全員が同じ服を着て右向け左向け。小さい時、3歳までにやっていいことと悪いことを教えなければダメ」と話すと、何故かスマートフォンに入った愛犬の写真を出演者に見せて「人間も動物。小さい時に甘やかすと手が付けられなくなる。その結果、今ではご飯の時以外は言うことを聞いてもらえない」と寂しそうに締めくくっていた。

(C)AbemaTV


【注目記事・動画】
▶児童虐待防止法改正案に「何でも法律で規制は日本の悪い癖」「レバ刺しと同じ」大王製紙元会長・井川氏

Abema的ニュースショー - 本編 - 体操協会が宮川選手に反省文要求...高須院長が生激白 | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
Abema的ニュースショー - 本編 - 体操協会が宮川選手に反省文要求...高須院長が生激白 | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
1週間のニュースを総ざらい!日曜のお昼にAbema初のニュースショーが誕生。世間を騒がせ、話題となっているニュースをあえて「的外れ」な独自の取材と目線でお伝えすることで、世の中で言われている「的(マ…

▶「何でも“女性差別”は、他にある幸福の道を見えなくする」元セクシー女優、「#KuToo」など“女性差別”反対論に

「何でも“女性差別”は、他にある幸福の道を見えなくする」元セクシー女優、「#KuToo」など“女性差別”反対論に
「何でも“女性差別”は、他にある幸福の道を見えなくする」元セクシー女優、「#KuToo」など“女性差別”反対論に
 「国際女性デー」となる3月8日、女性への差別や暴力廃絶を訴えるデモ「ウィメンズマーチ東京」が都内で行われた。デモの参加者たちは思い思いのプラカードを掲げ「女が生きるのマジでつらい」と声高らかに街を練
AbemaTIMES

▶宮川選手の反省文問題で問われる「第三者委員会」の役割 その実態は「結論ありきの『会社側委員会』」と批判も

宮川選手の反省文問題で問われる「第三者委員会」の役割 その実態は「結論ありきの『会社側委員会』」と批判も
宮川選手の反省文問題で問われる「第三者委員会」の役割 その実態は「結論ありきの『会社側委員会』」と批判も
 日本体操協会が宮川紗江選手に反省文を提出させていたことが発覚し波紋を呼んでいるが、10日に放送された『Abema的ニュースショー』では、今回の件で「事実認定」を行わなかった第三者委員会について「本当
AbemaTIMES

■Pick Up

【インタビュー】ABEMA開発担当者が目指す“ユーザーフレンドリー”な広告体験とは

【ABEMA】スポーツマーケティングにおける“ライブ特化型広告”の強みとは

この記事の写真をみる(4枚)