累計発行部数1088万部超えの超人気少女コミック「L・DK」が二度目の実写化。キャストを新たに映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』として、3月21日(木・祝)より全国公開される。家事が得意な普通の女の子・葵と学校一のイケメン・柊聖の胸キュン満載の同居生活を描いた同作。今回、実写化されるのは原作の中でも特に絶大な人気を誇る「玲苑編」。

 大好きな彼・柊聖(杉野遥亮)とのヒミツの同居生活を送っていた葵(上白石萌音)のもとに、ある日突然、彼のいとこ・久我山玲苑(横浜流星)が押しかけてきてまさかの三人同居がスタート!?

 今回、AbemaTIMESはドキドキの三角関係を演じた上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星にインタビュー!本作に対する思いから意外にシュールな胸キュンシーンの裏側、三人のプライベートについてまで話を聞いていた。

二人で映画を見に行くほど仲良し!杉野遥亮&横浜流星の関係に上白石萌音もニヤニヤ

ーーオファーが来たときの感想を教えてください。


杉野:正直な感想、僕でいいのかな?と思いました。漫画を読んでみても「これが自分……」ってなかなか落とし込めないというか。共感できる部分はあったんですけど、不安がありました。原作、前作とあるので、自分の中でどのようにふまえて盛り込むかということばかり考えていました。そう言った意味ではプレッシャーがありました。

ーー現場に入る頃にはそのプレッシャーを乗り越えられましたか?


杉野:実際二人に会ってみて、思いは同じところにあったので安心しました。くよくよするより、これを超えて行こうという志がありました。今まで自分が感じたこと、台本を読んで思ったことを表現していこうと思いました。

上白石:私は絶対嘘だと思いました。そんなはずがないと。「私に少女漫画のヒロインのお話が来るはずなんてない!」と思っていて。人違いか手違いか、「なんで私なんだろう?」っていう疑問しか浮かばなくて、しばらくは信じられず、何回か「できません!」っていうくらいに自信がなかったです。こんな女子の理想のような子を演じられないっていう不安しかなかったです。でも、当時19歳でこの作品が10代最後の作品になったんですけど、そのときしかできないことだったろうし、お二人には一生かかってももらえないようなキラキラをいただいたので、感謝しています。二人が支えてくださったので、とことんついて行って、ただただ一人の平凡な女の子としてリアクションして、お芝居をできたらいいなと思いました。そういう意味では愚直に誠実に向き合ったつもりです。

横浜:大人気の少女漫画の実写化で、すごく嬉しくて、役回りもやりがいのある役だったので、そこは一生懸命努めようと思いました。(静かな口調で)

上白石:(笑)すごいウィスパーじゃない今日?

杉野:ね。なんか降りてきちゃった?(笑)

一同:(爆笑)

ーーいつもの横浜さんと違う感じですか?


杉野:(笑)現場ではね、もっと。玲苑だったよね?

横浜:そうですねー……明るかったかもしれない(笑)。

ーー役が憑依されていたんですか?


横浜:いやいや!でも玲苑のおかげもあったのかもしれないです!

ーーみなさん、今日お会いしたのは久々ですか?


上白石:久々!びっくりしちゃった、あまりにもウィスパーだから(笑)。

一同:(笑)


ーー現場ではみなさんどんな感じでしたか?


横浜:柊聖役が杉野で助かりました。いとこという近しい関係の役柄だったんですけど、「初めまして」の方だったら一から関係をつくらなきゃいけないけど、今回はそれがなかった。以前共演したときからすごく成長していたので刺激を受けました。お二人はすごく頼もしく感じました。

ーー現場ではどなたがムードメーカーだったんですか?


杉野:流星じゃないのかなあ。

上白石:すっごく明るかった!

横浜:あれ?そうだっけ?

上白石:やっぱりハイテンションでしたね!いつ会っても。


ーーそれは意識されていたとかではなく、自然に?


横浜:そのときは自然でしたね。

上白石:二人とも違ったベクトルでの気遣いの人たちで、本当に周りをよく見ていて、さっと気遣いができる二人で、それに何度救われたかわかりません。……杉野さんは、すごく思考が面白いですよね。

杉野:ん~?

上白石:たまに「そうきたか!」っていう面を披露することがあって、おもしろいな~って。柔軟な方だな~と思います。

横浜:思考が変わってるよね。いい意味で。

杉野:ゲッターズ飯田さんに「変態」って言われました(苦笑)。

上白石:ゲッターズさんに言われたら、それはもう……だね。

横浜さんは、自分が太陽になって照らす人で、自分を無しにしても、陽のオーラを出す人。それって生まれ持ってのものだろうなと思うので、素敵な人だと思います。そして横浜さんも面白い!この二人の会話とかすごく面白いです!

横浜:そうか?

杉野:普通だよね?


ーーどんな会話をされているんですか?


杉野:全然中身はないんですよ。残らない会話しかしてない。全く話さないときもあるし。

上白石:それがすごいなって思います。その関係性って尊いと思う。熟年夫婦の関係性だよ。二人でご飯とかも行くんでしょ?

横浜:この間も激辛ラーメン食べに行ったね。

杉野:思い出した!この間さ、ラーメンの前に映画観に行ったんです。後ろの方の席並びで空いてたから「ここ取れば~?」って。最初は別々に行っていたんですけど、まぁ見終わった後すぐ感想も言い合えるし、隣もいいかなと思って。

ーーえ!映画一緒に行こうってなって、別々に観に行くんですか!?


上白石:そこも面白いですよね。

杉野:僕たちの席が二階だったんです。で、行くときに劇場のスタッフさんが僕たちのことを怪訝な目で見るんですよ。なんだろうねって話して「バレたのかな?」ってポジティブに解釈してたら、席ついたら、周りカップルだらけで、全部カップルシートだったっていう。

横浜:(笑)嘘でしょってなったよね。

杉野:しかも俺、その日に限ってイチゴ味のポップコーンを買ってて、俺が彼女かーって(笑)。

横浜:そのあと、熱々の激辛ラーメン食べに行ってね(笑)。

上白石:杉野さんは人と違うけど、それが嫌味ではない。粛々と違うんですよね。

横浜:トーンとかテンポとか全然違う。

上白石:たまに全然話を聞いてないときも(笑)。

横浜:途中までちゃんと聴いていたのに、途中から急にいないんだよ!


ーーそれは興味が途切れちゃうんですか?


杉野:いや、それが逆で。話ししている内容で、すごく興味がわいちゃって、触発されるワードが出ちゃうとそのことばっか考えるようになっちゃうんです(笑)。

「二人の意思が一致した壁ドンなんて存在しない」三人が語る壁ドン秘話

ーー「L・DK」といえば「壁ドン」を広めた作品。壁ドンをするときに意識されたことはありますか?


杉野:すごく難しかったです。身長差で物理的に難しいということもありました。感覚がわからなかったので。相手が痛くなっちゃうのはダメだけど、ガッと追い込む気持ちっていうのも大事だし。バランスが難しかったです。見え方もイメージしているのと違うし。(上白石に)めちゃくちゃ難しかったよね?あれが、一番最初のシーンだったね。

上白石:初日の1シーン目からですね。

杉野:まだ打ち解けてないときから。でも、それのおかげで打ち解けられたっていうのもありました。

上白石:端っこで練習しましたね~! 壁ドン、ありがとうって感じです。

杉野:サンキュー壁ドン!

ーー横浜さんはいかがでしたか?


横浜:見え方を意識しますよね。自分が気持ち良くやっていても、カメラ通すと全然様になってないことがあるので。その見え方は意識しつつ、柊聖とは違う、荒々しい壁ドンをしたいなと思いました。そして距離感は近く。

上白石:葵と玲苑の壁ドンは通せんぼとか、カーテンに引き入れるとかだったので、そこはされるがままでしたね。その場のスピード感と臨場感で(笑)。

杉野:SF映画みたいだね(笑)。

上白石:人生初壁ドンが、本読みの日、リハーサルのときだったんですけど、イメージでは顔が近づいてくるというものだったんです。でも実際にやったら、杉野さんと身長差がありすぎて胸板が近づいてきました(笑)。「思ってたのと違う!なんかきた!(笑)」と。それがスタートだったので、大変なことになるぞと思ったんですけど、お二人の努力と気遣いの賜物で、素敵な画が撮れていると思います。

ーー実際やられるとドキドキするものですか?


上白石:はい。「近い近い近い…!」ってなります。「そんな近くで見ないで~」って。

ーー個人的にはどちらの壁ドンが好きってありますか?


上白石:……愛のある壁ドンってなかなかない。二人の意思が一致した壁ドンなんて存在しないんです。玲苑は基本嫌がらせしようと思って壁ドンしてるんです。柊聖もいたずら心はあるんですけど、まだ柊聖の方が愛情がある。

ーーそうなると柊聖(杉野さん)の方かなって?


上白石:そうなりますかね。

流星くんの方はスピード系壁ドンなんですよ。「ドンくるな」からのドンがすごい早いんですよ。「くる!」くらいでくるみたいな。こっち(杉野)は溜めて溜めてくるって感じです。

横浜流星が“見せつけキス”に意欲!?杉野遥亮も参戦宣言! 

ーー今回、壁ドン以外にも胸キュンアクションの嵐ですが、実際にやるとしたら?やられるとしたら何がいいですか?


横浜:実際にやるとしたら……!?(困惑)

上白石:……プリン作られたい。プリンじゃなくていいんですけど、慣れていない人が自分のために作ってくれたら、きゅんとするだろうなと思います。あと、一番現実味がある(笑)。はい!一抜け!(笑)

杉野:一抜けしたね~(笑)。じゃあ俺は、「二人で一緒にお料理」。作るのが難しそうなものがいいです。カレーをスパイスから作るとか。

上白石:それいい!

杉野:楽しんで、次はこうやればいいね~とか話し合いながら。

上白石:大久保にスパイス買いに行くとこから始めたいね。


杉野:そうだね。一緒にチャレンジしていきたい。

横浜:……ちょっと難しい。

上白石:二人(上白石と杉野)とも守ったよね(笑)。

横浜:……じゃあ僕は「見せつけキス」で。


一同:(笑)

横浜:見せつけてやろうかなと。

ーー玲苑は見せつけられて唖然としてましたよね。


杉野:じゃあ、俺は参戦しようかな(笑)。

一同:(爆笑)

杉野:実際、相手によりますよね。流星とそういうことしている人が、僕の好きな人だったら……。

上白石:参戦!?(笑)

横浜:参戦するの?(笑)好きな人だったら?(笑)


杉野:俺の好きな人だったら、唖然としちゃうかも。動けないと思う(笑)。


上白石:(笑)キスはひっそりするものですね。

もし同居するならどんな相手がいい?上白石萌音「自分が幸せだなと思ったときに…」

ーー先ほどもお話が出ましたが、劇中で葵と玲苑が「プリン」をきっかけに仲直りするシーンがありますね。実際に喧嘩したときの仲直り方法はどうしますか?


上白石:すぐ謝ります!怒ってるかもと思ったらすぐに「ごめんなさい」!


横浜:えらいね~!

上白石:もうその体力がないのよ。大変じゃない、喧嘩って。一回謝って「でも、こうじゃない?」って話します。

横浜:自分も悪かったら謝りますけど、向こうも悪いのに謝ってこなかったら「謝れ」って言います。「こういうところが悪いんだよ」って諭します。怒らなくても話し合います。

上白石:冷静なんだね。カッとはならない。

横浜:そうだね。話しして、それは違うよってなる。


ーー同居に憧れはありますか?


杉野:同居ってもう結婚の手前なのかなって思っちゃいます。そのための準備期間だと思うので、いずれは僕もしたいなと思います。

ーー覚悟を決めたときに。


杉野:うーん……単純に好きな人とずっと一緒にいる感覚っていうのを知りたいなと思います。

ーー実際に暮らしてみるとわかることもありそうですよね。


上白石:いろいろ出てくるでしょうから、それを許せるかっていうのも大事ですよね。

ーーどういう価値観が合う人がいいですか?


杉野:しちゃいけないことがわかって、相手の気持ちを尊重できる人がいいです。

上白石:私は自分が幸せだなと思ったときに、相手も同じ気持ちになってくれていたらいいなと思います。どんな安いものでも、おいしい、幸せとか。ハーゲンダッツを空けたら、ハートだったとか……それで相手が冷めてたらきついかもしれないです(笑)。幸せを感じるレベルが、私はかなり低いので、それを嘲嗤わずに(笑)。


ーー(笑)嘲嗤われたら辛いです。最近幸せを感じたことは?


上白石:今朝、タクシーのおじさんが優しかったです。めっちゃいい人でした。「回送」で走ってたんですけど、私が手をあげてたら「空車」に変えてくれて。嬉しかったです。

ーー最後に本作の見所やおすすめシーンを教えてください!


上白石:二人のきらめきです!バスケシーンでも、練習をいっぱい重ねて、スタッフ、キャスト、たくさんの人が見守る中で(ゴールを)決めるっていうのは本当に大変だったと思います。そういう意味でも熱気があったシーンです。きゃーきゃー言ってもらえるんじゃないでしょうか。

横浜:柊聖の持ち上げドンと、葵ちゃんの健気さ素直さ!上白石さんは謙遜するけど、僕は本当にぴったしだと思いました。

杉野:玲苑と葵との小学生みたいな喧嘩してるシーン。あのシーンは魅力的。あと、柊聖と玲苑、二人の対比も面白いかなと思います!

テキスト:堤茜子

写真:You Ishii

(c)「2019 L・DK」製作委員会

『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』 | 2019年3月21日(木・祝)全国ロードショー
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