29日、大阪府知事選(21日告示)、大阪市長選(24日告示)に続いて大阪府議選と大阪市議選が告示された。いずれも投開票は4月7日で、松井一郎・前大阪府知事と吉村洋文・前大阪市長が率いる大阪維新の会が訴える「大阪都構想」の行方に注目が集まっている。
 そんな中の28日に放送されたAbemaTV『NewsBAR橋下』で、橋下徹氏と文筆家の古谷経衡氏がこの選挙に言及した。
 橋下氏のファンを自任、大阪に住んでいた時代には橋下氏に投票したこともあるという古谷氏は「あの大阪の二重行政とか、特有の利権とか、そういうものを東京人はわかっていない。大阪の中にも北摂、河内、泉南、そして大阪市内があって、その大阪市内の中にもキタとミナミがある。あれだけ狭い県に、成り立ちからしてそれぞれ違うエリアがたくさんある。かつて大阪は"東洋のマンチェスター"と言われていたし、関東大震災の後の一時期には日本で一番人口の多い都市だった。そういう歴史も知らない記者が、すぐに"ポピュリストだ"とか記事に書くのは間違っている」と指摘。