女流プロ24人が頂点を争う麻雀ウォッチ・シンデレラリーグの準決勝が4月2日に行われ、柚花ゆうり(協会)、与那城葵(最高位戦)、涼宮麻由(協会)、山本ひかる(RMU)が4月9日に行われれる決勝への進出を決めた。
準決勝A卓は川又静香(協会)、塚田美紀(最高位戦)、柚花、与那城葵が対戦。1回戦で柚花がオーラスの親番で大爆発し、6万点オーバーの大トップ。2回戦では1回戦で箱下のラスだった与那城が奮闘。オーラスをトップ目で迎えつつ、まだポイントが足りない状況だったが、柚花がアガったことで塚田がラスに。わずか1.4ポイント差で、与那城がA卓2位に滑り込んだ。
準決勝B卓は里中花奈(RMU)涼宮、夏目智依(RMU)、山本が対戦。1回戦では山本が持ち前の攻撃力でトップをもぎ取ると、2回戦は流局6回という重苦しい展開に。オーラス突入時、涼宮が勝ち上がりの位置にいたものの、夏目から逆転を狙うリーチが。ただ、これも流局となり、涼宮がなんとか逃げ切った。
A卓2位・与那城 「念願のシンデレラリーグ決勝に進むことができました。展開に恵まれているところはあったのですが、このチャンスを活かして決勝も頑張ります」
A卓1位・柚花ゆうり 「以前できなかったリーチなどもできて自分自身少し成長できているかなと思います。決勝も頑張ります」
B卓2位・山本 「この場に立たせていただいてありがとうございます。まだ(自団体代表の)多井さんに麻雀でほめられたことがないので、決勝では『よかったね』と言ってもらえるように頑張ります」
B卓1位・涼宮 「プロになって長いですけど、まだタイトルを獲ったことがありません。今までお世話になった多くの方に恩返しができていないので、絶対に勝ちたいです」
【準決勝A卓 試合結果】
1位 柚花ゆうり(協会)+55.9
2位 与那城葵(最高位戦)▲15.0
3位 塚田美紀(最高位戦)▲16.4
4位 川又静香(協会)▲24.5
【準決勝B卓 試合結果】
1位 涼宮麻由(協会)+54.7
2位 山本ひかる(RMU)+22.6
3位 夏目智依(RMU)▲27.4
4位 里中花奈(RMU)▲49.9
※協会=日本プロ麻雀協会、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会
◆麻雀ウォッチ・シンデレラリーグ 最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUの4団体から総勢24人の女流プロが集結し頂点を争う。24人を3ブロックに分けての予選(1人12半荘)、予選3~5位によるプレーオフ、予選1、2位+プレーオフ勝ち上がり者による準決勝、準決勝勝ち上がり者による決勝と進行していく。プレーオフ以降、予選のポイントはリセットされる。
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