先週、東京・高円寺の飲食店で開かれた、犯罪歴のある若者たちの社会復帰を考える勉強会。参加者も、強盗致傷や窃盗などの過去を持つ青年たちだ。
 犯罪歴のある人は働く場所が少なく、一度でも罪を犯した人が社会復帰するのは容易なことではない。2017年のデータを見ると、罪を犯し検挙された人は年間約21万人。なかでも再犯によって検挙された人は約10万人、つまり、2人に1人が再び罪を犯していることになる。こうした傾向は10代でも3人に1人が該当する。