女流プロ24人が頂点を争う麻雀ウォッチ・シンデレラリーグの決勝が4月9日に行われ、女優とプロ雀士の二刀流である山本ひかる(RMU)が、4戦で3トップを取る圧勝劇で、初出場初優勝を果たした。対局では面前清一色による三倍満や、大連チャンにより9万点オーバーするなど、華々しい活躍を見せた。
昨年6月にプロ雀士となったことを表明した山本は、テレビ対局の経験が少ない中、積極的な攻撃麻雀に徹し、1回戦から快調にトップ。2回戦早々の東1局には面前清一色による三倍満をツモアガリして、2連勝を飾った。最大の見せ場は3回戦。東4局の親番で大連荘を果たすと、終わってみれば得点は9万点超えの大トップ。2位以下に大差をつけて、4回戦はウイニングランの3着で終えた。
初の栄冠を手にした山本は「ファンや家族、団体の皆さん、たくさんの方に応援していただきありがとうございました。私は麻雀が大好きなのでどんな結果でも心だけではぶれないでいようと決めていたので勝ててうれしいです。これからどんなことがあっても麻雀は嫌いにならないと約束します」とうれし涙と共に優勝の喜びを語った。
【試合結果】
1位 山本ひかる(RMU)+184.7
2位 涼宮麻由(協会)+26.8
3位 柚花ゆうり(協会)+18.4
4位 与那城葵(最高位戦)▲229.9
※協会=日本プロ麻雀協会、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会
◆麻雀ウォッチ・シンデレラリーグ 最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUの4団体から総勢24人の女流プロが集結し頂点を争う。24人を3ブロックに分けての予選(1人12半荘)、予選3~5位によるプレーオフ、予選1、2位+プレーオフ勝ち上がり者による準決勝、準決勝勝ち上がり者による決勝と進行していく。プレーオフ以降、予選のポイントはリセットされる。
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