地上波未公開シーンを含めた完全版「しくじり先生 俺みたいになるな!!」が、AbemaTV(アべマTV)で放送された。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”として平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、元ベイビーレイズJAPANの大矢梨華子、乃木坂46の大園桃子、AKB48の横山由依らが出演。今回の“しくじり先生”は、タレントの水沢アリーだ。
話し方やキャラなどから、デビュー当時は”第2のローラ”と言われていた水沢だが、この日はしっとりと大人びた雰囲気。吉村と澤部は「変わったね」「おしとやかになっている」と変貌ぶりに驚きを隠せない様子。
現在19歳の大園と同じくらいの年齢で芸能界デビューしたという水沢は「授業を始める前に、みなさんが一番気になっているだろうことから解決したいと思います」と前置きした。そして「私は『顔を整形してるんじゃないか?』ということを100万回くらいは言われてる」と、ずっと整形を疑われてきたことに言及。
続けて、「いい加減にしてください!」「この場を借りてはっきり言わせてもらいます」と強気の姿勢でまくし立てたが、次の瞬間「整形やってます!」と、まさかの暴露。
突然のカミングアウトに教室は騒然。吉村は「やっぱやってたよね!」「だよね?」とスッキリした様子で、若林も「めっちゃ(言うの)止めてた」「『雰囲気変わった?』って言葉にしてたよね」と、今まで気づいていたが口にしていなかったことを明かした。
水沢いわく「芸能界に入ってすぐにやっちゃいました」と、デビュー直後には整形済みだったという。
さらに暴露は続き、かつて噛みつきキャラ・おバカキャラだった自身について「すべて売れるために作った大嘘」だったと告白。「キャラも顔も作ってました」という自虐に、澤部は「違う人だ」「じゃあ、初めましてですよ!」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
大学2年生だった水沢は、「目を整形しよ~っと」と、ファッション感覚で美容整形を予約。しかし、手術日を待っている間に、オーディションを受けていたバラエティ番組『今夜くらべてみました』の出演が決定。撮影は手術後だったため、かなり目に違和感があった状態で臨んだという。さらに同番組に出た直後からオファーが殺到し、整形がバレバレの状態にも関わらず、テレビに出ていたと語った。
その後水沢は、芸能界の法則でもある「先輩にタメ口で噛みついたら超ウケる」という、世の中で一番楽に笑いを取れる方法を使って、”第2のローラ”として大ブレイク。なんとかテレビに映り、爪痕を残そうと、”ビジネス噛みつき”をやっていたという。
噛みついたらおもしろく返してくれる若手芸人が大好物だったという水沢。しかし、中には思った返しが来ず、やりにくかった芸人もいたという。若林が名前を聞き出そうとすると、水沢は「傷つく人が出ちゃうかなって……」とためらいつつも、「かもめんたる」とあっさり実名公表。
予想外の人物に、若林や澤部は大爆笑でハイタッチ。若林は「かもめんたるはコントが素晴らしいから」とフォローし、水沢は「かもめんたるごめんね」と手を振りながらカメラに向かって謝っていた。
さらに、水沢は天然の女性タレントも「返しが天然で笑いが起きないから苦手」といい、「正直、大園さんみたいなタイプは苦手でした」と告白。名前を挙げられた乃木坂46・大園は「今言われると思っていました」と笑っていた。
あらゆる番組で噛みつきを求められるようになった水沢は、徐々にプライベートで会う人にも噛みつくようになっていった。仕事とプライベートの切り替えがうまくいかず、本当の人格まで噛みつきキャラになってしまったのだ。
AKB48の元総監督だった横山も、リーダーという立場上「自分が言っているのか、リーダーとして言っているのか、わからなくなっちゃうときがある」と告白。オンオフの使い分けの難しさを吐露した。
それから自分の現状に気がつき、心が病み始めてしまった水沢。結果、心を満たそうと、BBP(暴飲・爆買い・プチ整形)に走ったという。
水沢によるとプチ整形は「ちょこちょこといろんな箇所をした」といい、「正直、把握してないぐらいしてる」と暴露。「それでも心は満たされませんでした」と、自身のしくじりを振り返っていた。番組は期間限定・無料でAbemaビデオで配信中。
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