武尊も祝福! KRUSH王者・晃貴、タイトル防衛でK-1世界トーナメント進出
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K-1 KRUSH FIGHT後楽園ホール大会が、4月19日に開催された。Krushからイベント名を変えての初開催、しかも通算ナンバーとしては『K-1 KRUSH FIGHT.100』となる記念すべき大会だ。

ここでメインイベンターを務めたのは、バンタム級チャンピオンの晃貴。地元の先輩である武尊と同じジム・KRESTで腕を磨いてきた選手で、今回は初防衛戦だった。

拳の手術をしたばかりの武尊もセコンドについたこの試合、挑戦者は隼也ウィラサクレック。名門ムエタイジムの選手だがK-1ルールにも対応、昨年は晃貴に勝利している。

つまり今回は王者にとってのリベンジマッチ。なおかつ、この試合は6.30K-1 WORLD GP両国国技館大会で行なわれる、スーパー・バンタム級世界トーナメントの出場者決定戦でもあった。

武尊も祝福! KRUSH王者・晃貴、タイトル防衛でK-1世界トーナメント進出
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序盤は互角の展開ながら、随所で晃貴が圧力をかけていく。これが功を奏したか、1ラウンド終盤になって隼也がダウン。「右ストレート出したら当たりました(笑)」という晃貴だが、常に攻めの姿勢だったことは確かだ。また「前回、ジャブをポンポンと突かれて負けたので。今回はジャブに合わせることを意識してました」とも。

要所でパンチのラッシュを見せ、KOを狙っていった晃貴だが、同時にハイキックやヒザなど攻撃の幅も。作戦通り、ジャブをしっかり見切ってカウンターをヒットさせる場面も目立った。最後まで優位を保ち、晃貴は判定3-0で勝利。初防衛に成功するとともにK-1世界トーナメント出場を決めた。「優勝して、K-1のベルトを獲ります」という晃貴だが、同時に「今のままでは通用しない。すべてにおいてレベルアップしないと」。

トーナメントは1階級上のスーパー・バンタム級。KRUSHの同級王者である玖村将史、その兄・修平、そしてK-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹も出場する。晃貴にとっては大きなチャンスであると同時に試練の闘いだ。ただ、今回の初防衛戦で見せた動き、特に落ち着いた試合運びは晃貴の成長を示すものだったと言える。両国大会まで2ヶ月あまり、21歳と若い晃貴が武尊のバックアップを得てどこまで強くなるか。そこがトーナメント自体の大きなポイントにもなりそうだ。

文・橋本宗洋

(C)AbemaTV

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