将棋の名人戦七番勝負第2局が4月23日、山口県萩市の「松陰神社 立志殿」で行われ、対局は午後6時から30分間の休憩を終え、いよいよ夜戦に突入した。
1日目では、じっくりとした序盤から53手目に先手の豊島二冠が封じ手。2日目も午前9時からの3時間半で、進行は6手と、じわりじわりと進んでいった。その後、徐々に戦いは激しさを増し、いよいよお互いの寄せ合いが始まっている。休憩前の残り持ち時間は、佐藤名人が33分、豊島二冠が1時間42分と1時間以上、豊島二冠がリードしている。
佐藤名人の先手で行われた第1局は千日手が成立、2日目の午前から先手・後手を入れ替えての指し直しとなり、豊島二冠が快勝した。過去の2人の対戦成績は豊島二冠の12勝6敗で、現在は5連勝中。名人戦七番勝負は持ち時間9時間の2日制。対局の先手・後手は第1局の振り駒で決まっており、第2局は豊島二冠、第3局は佐藤名人と第6局まで交互に入れ替わる。第7局は再度振り駒。AbemaTVでは名人戦七番勝負を終了まで全局、生放送する。
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