将棋の藤井聡太七段(16)が4月24日、竜王戦4組ランキング戦準決勝で、高見泰地叡王(25)と、午前10時から対局中だ。
 実質的な2シーズン目となった昨年度も将棋大賞・勝率一位賞(0.849)、さらに新手・妙手に送られる升田幸三賞を受賞するなど大活躍だった藤井七段だが、史上最多の29連勝、最年少七段昇段など、数々の記録を樹立したのが、この竜王戦。6組、5組とランキング戦で連続優勝を果たし、2期連続で昇級と本戦出場を果たしている。本局に勝利すれば、4組2位以上が確定し、3期連続の昇級決定。さらに優勝を果たせば、2011~2013年度の永瀬拓矢七段(26)以来となる3期連続優勝とともに、本戦出場も決まる。