4月6日より放送中のアニメ「鬼滅の刃」が、2クールで放送されることが決定した。じっくりキャラクターを掘り下げられる話数ということで、主人公・竈門炭治郎役を演じる花江夏樹を始めとした出演キャスト陣たちが担当キャラクターや、アフレコ現場について語った。
「鬼滅の刃」の魅力を伝えるオリジナル特別番組「鬼滅テレビ」が、AbemaTVにて4月19日に放送開始した(毎月レギュラー放送)。初回では、「鬼滅の刃」が2クール全26話での放送に決定したことが発表された。アニプレックスの高橋祐馬プロデューサーは、「キャラクターたちの心情、成長を丁寧に描くためには26話という話数が必要」と説明した。花江も「応援したくなる主人公なので、2クール放送されることによって、より応援したくなるような描かれ方をするんじゃないかと楽しみにしています」とコメントした。
また、嘴平伊之助役を演じる松岡禎丞は、「この座組でアフレコしている感じだと、『来たな』と思いました。ホームランですよ」とアフレコ現場について語った。我妻善逸役の下野紘も「相乗効果じゃないですけど、スタッフ陣もキャスト陣もいろんなところに触発されて、『じゃあもっとこういうふうにやろうかな』という思いにすごくあふれている」と頷き、花江も「毎話アフレコしていて、必ず誰か死にかけるんですよね(笑)『今日この人、こんなに気合い入れて、明日大丈夫かな?』って」と声優陣も並々ならぬやる気でアフレコに臨んでいることを明かした。下野も「翌日のことなんて基本考えていない(笑)」と語った。
番組エンディングでは出演者たちが感想を語り合った。松岡は、「夏樹が大黒柱としてやってくれているのもあって、なんでもブチ込める。自分は伊之助として、『どこまでやっていいんだろう? 現場で探してみよう』と思ったところもあったんだけど、夏樹を見て、『これはもう夏樹に全部任せていいや』と思った」と主演の花江に対する信頼感を明かした。下野も「花江くんが炭治郎を全力で演じれば演じるほど、我々としても負けじという思いでやっていかなきゃな(と思う)」と同意。すると松岡は、「あと下野さんがどこまでも限界を上げていくので、それについていくだけです」ともコメント。花江は、「何回も『下野さんが死んじゃう』と思ったもん」と笑いながら明かした。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
▶鬼滅テレビ #2 ※5月5日(日)14時より「マチアソビ」鬼滅の刃ステージ生中継