「七冠独占」「永世七冠」など、平成の時代に数々の輝かしい記録を打ち立てた将棋の羽生善治九段(48)が5月3日、新元号・令和となってから初の公式戦で、中村太地七段(30)と王位戦挑戦者決定リーグ・白組で対局中だ。正午から40分間の昼食休憩では、令和となって初の「将棋めし」で、これからの戦いに備えた。
2016年以来となる王位復帰を目指す羽生九段は、全5戦のリーグ戦で現在1勝1敗。挑戦権獲得へとつながる白組優勝に向けては、これ以上負けられない。一方、中村七段は現在2連勝。勝てば、3連勝している永瀬拓矢七段と並ぶことになる。
昼食休憩で羽生九段はチキン照り焼き、中村七段は豚しょうが焼きを注文。休憩前の残り持ち時間は、羽生九段が3時間12分、中村七段が3時間1分とほぼ互角。持ち時間は各4時間で、先手は中村七段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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