劇団EXILE鈴木伸之の俳優としての歩みが好調だ。ドラマ『今日から俺は!!』や、同劇団の青柳翔町田啓太とトリプル主演を務めた『jam』、公開中の映画『PRINCE OF LEGEND』など、毛色の違う作品に立て続けに出演しており、ファンの目を楽しませている。さらに、現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』では、将来有望な整形外科医として、新たな魅力を開眼させた。

 『ラジエーションハウス』は『グランドジャンプ』で連載中の同名漫画の実写化。レントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師と、画像を読影し病気を診断する放射線科医が身を置く放射線科“ラジエーションハウス”での奮闘を描いている。鈴木演じる辻村駿太郎は、主人公・五十嵐唯織(窪田正孝)の恋のライバルとしても佇む。

 AbemaTIMESでは、絶賛撮影中の本ドラマの現場にて鈴木にインタビューを実施。共演回数の多い窪田とのやり取りや、今年9年目を迎えたという俳優生活の転機、現場のオフショットやプライベートの情報まで更新している鈴木のブログに至るまで、今の彼の心境を聞いた。

「平成最後、令和初」元号をまたいだ「月9」への想い

――『ラジエーションハウス』では、初めての医者役なんですよね?

鈴木: そうなんです!今までは、とにかく不良や悪い男の役が多かったので、オファーがきたときに「医者役なんだ…!」と思いました。イメージだと、医者役は台詞も難しそうですし、手術のシーンを思い浮かべて「うわあ、大変そうだ」と感じたんですけど、同時に「新しい挑戦だ、頑張ろう」とも思いました。

――本物の白衣を着用されていますが、初めて袖を通したときの感想は?

鈴木:「おお~~~」って(笑)。「これが医者か…!俺が医者か…!」という感じはありつつ、着たら着たで結構その気になっちゃったりして。ユニフォームがあるお仕事は、着ると身が引き締まるところもあります。すごくモードに入れるというか、より一層高まる感じがするんです。

――主人公を演じる窪田さんとは、共演が多いですよね。

鈴木:もう3回目ですね。

――一番最初は『HiGH&LOW』ですか。

鈴木:そうです。『HiGH&LOW』のドラマ、次に『東京喰種 トーキョーグール』があって、今回です。

――今回もしっかり対立する役と言いますか…。

鈴木:全部、対立しているんですよ(笑)。今回は「恋」で対立していて、「対立で縁があるよね」、「毎回ライバル役だよね」みたいな話をふたりでしていたりもします。一緒に和気あいあいと何かする、みたいなシーンが一切ないから、いつかバディのような役でご一緒できたらいいなあと思います。先輩と後輩、とかもやってみたいですね。
僕、窪田さんのことが大好きなので共演させてもらえること自体、うれしいんです。窪田さんは本当に真面目ですし、すごく気配りされる方で。出る作品によって、お芝居が全然違う印象がありますので、同世代の鏡のような存在だと僕は思っています。

――ヒロインの本田翼さんとは、初共演でしょうか?

鈴木:実は2回目なんです。6年前くらいに『GTO』の生徒役でご一緒していて、それ以来1回も会っていなかったので、久しぶりでした。10代のときに共演していてみんなで仲良かったので、時間は空いたんですけど「久しぶり」みたいな感じで、年月を感じさせなかったです。本田さんもすごく現場を盛り上げてくださって、今回、同じシーンが多いので仲良くやっていければいいなと思っています。

――「前室が静かになったことは1回もない」という話が記者会見で出ていました。かなり明るい現場なんでしょうか?

鈴木:確かに、そうですね。窪田さんと本田さんはずっとしゃべっているので、ありがたいです。僕はそこにちょくちょく参加して、ちょくちょく外れるという、いい塩梅です(笑)。「最近こんなことあった」みたいな話を永遠としていたり…そう、今日は窪田さんが『ボヘミアン・ラプソディー』を観に行ったときの話をしていて、ずっとクイーンをエアギターで弾かれていました。お上手でしたよ(笑)。

――拝見したかったです(笑)。今回「月9」に初出演ですが、枠のイメージや意気込みはありますか?

鈴木:どの世代の人も「月9」と聞くだけでドラマだとわかる、なかなかない枠だと思うんです。僕自身、小さい頃からずっと観ていたので、自分が出られるのはうれしいですし、不思議な気持ちもあります。しかも、たまたまですけど、「平成最後、令和初」と元号をまたぐ「月9」で、後にも先にもないわけで、すごく縁起がいいですよね。

――現在、アメブロもされていますが、更新のポイントはありますか?

鈴木:なるべく毎日あげていきたいなと心がけています。ドラマを観てくださっている方は、オフショットみたいなものがあったら絶対楽しいだろうなと思って、現場で常にいい瞬間を探しています。結構写真を撮るのが大変で、本当にオフィシャルのスタッフさんのような感じで、裏で走り回っているんですよ(笑)。ブログを任命されたからには、3ヶ月しっかり頑張りたいと思っています!

――反響があるとブログにも気合いが入りますか?

鈴木:そうですね。コメント欄もあり読ませてもらっているので、いろいろな意見を書いてくださっていると自分の励みにもなります。引き続き、ちゃんと更新していきたいと思います。


9年目を迎える俳優人生 ターニングポイントになった作品

――まさに平成に生まれ、平成を駆け抜けている鈴木さん、俳優としてのキャリアを積み重ねている手ごたえはありますか?

鈴木:今年で9年目に入り、これまでたくさんの作品に出演させて頂きましたが、まだまだだなと感じますね。意外と時間が経ってきたので感慨深いです。始めたのが18歳とかだったから…意外と早かったなあって。最初は「VOCAL BATTLE AUDITION 2」に落ちてしまって、HIROさんにスカウトしてもらったのがきっかけでした。

――2月に行われた「『PRINCE OF LEGEND』完成披露上映会&PREMIUM LIVE SHOW」では歌声を披露していましたよね。あまりに上手で、聴いてのけぞりました。

鈴木:本当ですか、ありがとうございます!人前で歌ったのは、あのときが初めてだったんですよ。緊張しましたけど、楽しかったですね。目の前のお客さんがワーワー楽しそうに騒いでくれる中で歌えるのは、俳優とはまた違った経験だったと思います。

――9年活動してきた中で、ターニングポイントはありますか?

鈴木:『今日俺』や『あなそれ(あなたのことはそれほど)』かなと思います。話題になったり、世の中の人にたくさん観ていただける作品の中に自分がいられたので。特に『あなそれ』は反響が大きくて、あの作品から知っていただいた方もいますし、『PRINCE OF LEGEND』もドラマと映画を並行してやらせてもらったので、それがきっかけで小学生・中学生の子たちが知ってくれたりもして。ひとつひとつが僕のターニングポイントと言えるんだと思うんです。

――反響や届く声は、作品によって全然違いますか?

鈴木:違います…!『今日俺』に関しては、僕、実はそこまで出ていないんです。ただ、どこの現場のスタッフさんにも、友達に会っても、「『今日俺』観たよ!めっちゃ面白いね!」と言われる。あとは50代くらいの男性が「ドラマ、今あれだけ観てるよ!」と声をかけてくださったことがあって、すっげえうれしくて。大人の男性がドラマの感想のために、わざわざ僕に声をかけにくることってないと思うのに、あえて来てくださると、作品の大きさやドラマの力みたいなものをすごく感じます。


今は毎日4時間半の英語の勉強!「30歳までに英語を話せるようになりたい」

――まもなく10周年です。今後、掴みたい役や作品などは?

鈴木:昔から言わせていただいている『海猿』のような熱い作品も変わらずすごくやりたいですし、ほかには今回、医者役を初めて演じてみて、新しいものに挑戦することで自分の気持ちもすごくリフレッシュしました。さらにエネルギーが湧いてくる感覚になったというか。なので、これからもどんどん新しい役柄や作風にチャレンジしたいと、より強く思いました。例えば、弁護士や警察官とか、やったことのないお堅い作風もやってみたいですし、もっともっとゆるい全然違う作品もやってみたいです。

――コメディとかにも興味がありますか?

鈴木:ありますね…!『今日俺』のとき、福田(雄一)さんが演出なのと、80年代の不良役をやるとだけ聞いていたので、「いよいよコメディがきたか…!」とワクワクしていたんです。けど…まったくふざけるところがない役で…「そうか」と。福田さんでふざけなければ、どこでふざけるんだと(笑)。眉間にしわを寄せながら、不良道を突き進んでいましたから(笑)。コメディ、やってみたいですね。

――今、英語を勉強されているそうですが、そのあたりも俳優業の助けになりそうですか?

鈴木:お仕事になるかどうかはわからないですけど、元々30歳までに英語をペラペラに話せるようになりたいと思っていて。僕、体が大きいので海外の作品にも挑戦できたらいいなというのがあって、今、1日4時間半勉強しています。3時間は英語の先生とずっと会話をして、その後1時間半、別の日本の先生と英語のスクリプトを練習しています。撮影で行けないときは、自分で家で勉強したり宿題もしています。始めて4カ月くらいですけど、結構順調だと思います!初歩の初歩ですけど…。

――続報も楽しみにしています。現場では、後輩や年下の俳優なども出てきていると思いますが、そのあたりはいかがでしょう?

鈴木:そうなんですよ。最近、「まだ2年目です」とか「3年目なんです」という人がいると「えっ!?」みたいな。スタッフさんも若い人が出てきて、音声や照明を構えていたりするんですよ。今までは自分がずっと下で「若いね~肌キレイだね~」と言われていたのに…。

――(笑)。

鈴木:段々、化粧台の隣で聞くようになってきたんですよ…。

――自分ではない人に言っているのを聞いている側、と。

鈴木:そうです!こうやってどんどん老いていくんだなと感じています。今も本当に年を取りたくないですし、25を超えてから、急激に肌が「あれ!?今までとちょっと違う!?」と感じたんですよ。朝起きたとき、もうちょっとツヤツヤしていたのに…とか。後輩の肌の調子を見ていると「やっぱ若いな、違うなあ」って(笑)。今までは、正直メイクもいらないかもと思う部分もあったんですけど、今は確実に「やってください!!」と思っていますし。メイクさんに「お願いします!」というときの重みが違いますから!

――まるで女性誌のインタビュー調ですが、何か対策はしているんですか?

鈴木:朝、夜の化粧水と乳液は必須です。加湿器も新調したりしましたけど、なかなか年齢には勝てないです(笑)。


鈴木伸之『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』オフィシャルブログはこちら


ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は毎週月曜よる9時よりフジテレビ系にて放送


取材・文:赤山恭子
撮影:映美

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