地上波未公開シーンを含めた完全版「しくじり先生 俺みたいになるな!!」が、AbemaTV(アべマTV)で放送された。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”として平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの“みちょぱ”こと池田美優、女優の黒木ひかり、芸人のMr.シャチホコが出演。今回の“しくじり先生”は芸人のなかやまきんに君だ。
俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーに憧れ、2006年に”筋肉留学”したにも関わらず、逆にやせ細って帰ってくるというしくじりを犯したきんに君。留学前はなんの準備もしていなかったため、語学力は中学の教科書レベル。会話もほとんどできず、相手が何か話していると適当に相槌を打ってやり過ごしていた。
アメリカでは83歳のおじいさんの一軒家に間借りさせてもらって住んでいたといい、家賃は1カ月300ドルと格安。おじいさんはとても陽気だったが、あるとき「女は好きか?」「男はどうだ?」など聞いてきた。きんに君がノリで「好き好き!」と言うと、徐々におじいさんは自分のお尻をアピールするなど、態度がおかしくなったという。
「やばいな」と感じたきんに君は、語学学校の先生に相談。すると「アメリカはノリで言ったらダメ。はっきり言わないと伝わらない」とアドバイスを受けた。そこで、きんに君がおじいさんに「男性には興味ない」と伝えると、次の月から家賃が3倍になってしまった。
最低限の英語が話せれば回避できたかもしれないトラブルを経験し、「住むのと遊びで行くのとは全然違う」と学んだきんに君。「もっと準備をしておけばよかった」と後悔を語った。