5月4日にAbemaTV『格闘代理戦争4thシーズン』が放送された。
同番組は格闘技界の次世代スターを誕生させるべくスタートした格闘ドキュメンタリ番組で、第4弾となる今回は「K-1」のトップファイターたちが「監督」となり、勝ち抜き制によるチーム戦で激突。優勝チームには賞金総額300万円と、「K-1 WORLD GP」への出場が確約される。
4月27日にトーナメント1回戦が終わり、シード枠で2回戦に登場するチームのリーダーとして発表されたのは、K-1のレジェンドファイター、ピーター・アーツだった。次戦は5月18日で、久保優太が率いる「久保ファミリー」が相手となる。
アーツはチームメンバーを決めるため、プロ54勝のレジェンド・佐藤嘉洋と優弥道場代表・山本優弥という信頼する2人に、あらかじめ候補選手を選抜させていた。
そのメンバーはK-1アマチュアチャンピオンの目黒翔大、空手の全国大会の常連の強者である水津空良、WMC Japan アマチュア大会チャンピオンの池田幸司と確かな実績を持つ3名で、アーツは「スパーリングを見ればどんな選手か見極められるんだ!」と、自身の目で実力を確かめることに。
しかし、池田と目黒が対戦していると、開始間もなく「ヤメ! ヤメ! ヤメろ!」とスパーを中断したアーツ。リングに入ると、被弾を避けるための立ち位置などをレクチャーし、その後も繰り返し「ヤメ! ヤメ!」と制止してアドバイスするという、彼独特の「すぐ止め学」を披露して選手を困惑させていた。
スパーやミット打ちで候補者の実力を認めたアーツは「みんな、俺のチームの一員だ! 絶対優勝しよう!」と全員の加入を許可して、ここに「ピーターズ」が誕生。さらに「もう1人、オランダから連れてきていいか?」と、母国からの刺客を送り込む予告まで飛び出した。
次戦は18日だが、刺客の全容は11日にAbemaTVで明らかにされる。
(C)AbemaTV
K-1レジェンドのピーター・アーツが『格闘代理戦争』参戦! 気になる刺客は?