お笑いコンビ・平成ノブシコブシ徳井健太とタレントの川村那月が、『Abemaミッドナイト競輪 函館 F2 第2日 AbemaTV杯』(Abema競輪チャンネル)に出演。徳井が競輪のスタイルに関連し、「絶望の先にしか幸せはない」という名言を残した。
川村は競輪は初心者だが、競馬などは経験済みのため賭け方は知っているという。しかし、第6レースで1-4-3×1000ポイント(円)、1-7-3×500、2-1×500、1-3-7×1000という買い方をしたところ、ギャンブルのベテランである徳井からは「つくんじゃない? 1-7-3とか」と声をかけられ、85.3倍となる1-7-3の3連単の買い方については「すごいね。本当にすごい。センスあるね」と絶賛された。
ハワイ旅行の資金にしたいという川村に対しては「こういう買い方する人って、そういうのあるからね。全然ヒヨってないもんね、買い方が。でも、当たってるからね。この賭け数だったら7回に1回当たれば十分プラスになると思う」と、全7レースでこうした高倍率を狙うのもアリだと述べた。
一方の徳井は最終第7レースでは「7-1」を3万680ポイントのうち3万ポイントで購入。これは5.1倍になるため、当たれば15万円だ。しかし、結局外れてしまったが、徳井はこうしたダイナミックな賭け方の意義をこう語っている。
「でも、こういうことだっていうのも知ってほしいのよ。絶望の先にしか幸せってないのよ! 使ってもいいお金を使っても別にドキドキしない。使ってはいけないお金を使うからドキドキするっていうのがギャンブルの入り口なんだよね、オレの理論では」と独自の理論を展開しつつ、こう続けた。
「恋と一緒だよね。燃えるじゃない。世間的にダメだ、って言われる恋愛ほど燃えるでしょ? 漫画になる、ドラマになる、映画になるってのは全部そういうものでしょ? 一般論で言って、特に女性が好きなドラマ、映画、漫画は全部略奪、不倫、友達のものでしょ。フリー同士でラブラブって映画が人気になりましたか? 人のものを取る。結婚したのに不倫する。そういうのが人気がある。視聴率が高いってのはそれが好きってことですよね? それがつまり7-1なんですよ」と、最後は自説を恋愛に例えて締めくくった。
川村も徳井の力説には「日常で体験できないから憧れるんでしょうね」と同意していた。このレースはゴール後に審議となったが、審議中に徳井は「7-6の一点買いはできないなぁ……やらかしたなぁ」とダイナミックなことを言った割りには、後悔モード全開に。結果は7-6で20倍がついた。最終的に徳井は当初の5万7340ポイントが2060ポイントとなり、2万3000ポイントだった川村は1万9683ポイントで終わった。
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