<大相撲夏場所>◇六日目◇17日◇東京・両国国技館
115キロの前頭十六枚目・石浦(宮城野)が、193キロの前頭十三枚目・千代丸(九重)を寄り切りで下し、体重78キロ差を跳ね返して解消した。
立ち合いから鋭く踏み込み、深く下手を差すと、寄りの途中で千代丸の足を取るような仕草を見せてかく乱。意識がそれたところを一気に攻め立て、堂々と寄り切った。
AbemaTVで解説を務めた元大関・琴欧洲の鳴戸親方は「一瞬の隙を逃さなかったですね」と、絶妙なタイミングでの足タッチによる隙を突いた勝利だったと評価していた。
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