5月18日にAbemaTV『格闘代理戦争4thシーズン』のトーナメント第2回戦が行われた。
同番組は格闘技界の次世代スターを誕生させるべくスタートした格闘ドキュメンタリ番組で、第4弾となる今回は「K-1」のトップファイターたちが「監督」となり、勝ち抜き制によるチーム戦で激突。優勝チームには賞金総額300万円と「K-1 WORLD GP」への出場が確約される。
トーナメント2回戦では武尊率いる「TEAM武尊」と皇治の「皇治軍団」が激突。中でもTEAM武尊の先鋒・橋本実生と、皇治軍団の中堅・川口伶次の戦いは会場を大いに盛り上げた。
橋本は武尊と同じ「K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST」に所属しており、“武尊2世”と言われる期待のホープだ。先鋒として1人抜きをした後でも序盤から川口を圧倒し、開始1分ほどで川口からスタンディング・ダウンを奪う。解説陣は口をそろえて橋本のKO勝利による早期決着を予想したが、そんなシナリオどおりには行かなかった。
勝負を決めようと連打を浴びせる橋本に対し、川口は一歩も退かず拳を出しながら前進を繰り返す。クリーンヒットを被弾してもなお、気持ちが折れる様子は一向に見られない。そんな川口の様子に解説を務めた芦澤竜誠は「倒れてもいいパンチをもらってますよ」と驚きを隠せなかった。
2ラウンド目に入ると、川口は2度目のスタンディング・ダウンを奪われる。それでも決して倒れることなく橋本を果敢に追い続け、攻めの姿勢を貫いて試合は終了した。結果は火を見るよりも明らか。橋本の判定勝利となったが、芦澤は「今後に期待」と語り、解説の魔裟斗も「よく倒れなかったな……」と感心しきりだった。
そんな川口のファイトに興奮した視聴者からは、漫画『はじめの一歩』の主人公・幕之内一歩を引き合いに出して「まるで幕之内一歩」「幕之内一歩説、あるな」など、奮闘を称える声が多く寄せられていた。
(C)AbemaTV
【見逃し視聴】
幕之内一歩を彷彿させる“ど根性”ファイター・川口の闘志にファン狂喜