投稿主のnepinepimateさんは17日、「50手前の契約社員だったエンジニアが契約期間満了で送迎会やったんだけど、会が終わった後で先輩から、本当は、仕事中にずっと『にゃーん』って呟いて皆を苛つかせていたのが原因でクビになったんだと聞いた」と投稿。また、「おっさんになったら仕事中に『にゃーん』って言ったら駄目なんだと学んだ」とも綴っている。
このツイートに対しSNSでは、「普通の会話程度のボリュームで独り言を言う人多い。でも『にゃーん』ばかりだと確かに嫌だと思うw」「医者とか集中力を特に要する職種の人には、集中するあまり意味の無い言葉を呟き続ける方が多いとか」「システムエンジニアにありがちな話。語尾に『ぷぅ』とか付けるの好きな人いた。あと『モケモケ』とか」と、共感の声が多数寄せられている。
なぜそのような独り言を発してしまうのか。臨床心理士で明星大学准教授の藤井靖氏は「自分の趣味のような感覚で発している人もいれば、意図せずに声が出てしまう音声チックの方もいるので、そこは分けて考えるべき」と指摘する。
そんな中、SNSでは「社会性フィルターってやっぱり発音したらだめなのか」という意見もある。「社会性フィルター」とは、SNS上で世間一般に公開するにははばかられる“本音”をぼかすため、「にゃーん」といった一語に置き換えて投稿することで、2016年にTwitter上で話題となって以降よく使われている。
今回の「にゃーん」の件に関して藤井氏は、周囲の反応を楽しむ「注意獲得」か、自身の息抜きなどの「自己刺激」の心理に分かれると分析。また、周囲にそういった人がいて困っている場合の対処法としては、「『やめてください』ではなく『こうしたらいいですよ』と言ってあげるといい。例えば『にゃーん』ではなく『あースッキリ』と言うように促す」と、感情を交えず代替行動を伝えることだとした。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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